“プロダクトは贈り物。今まで存在しなかったものをプレゼントする行為で生まれる。他人が求めるものを考えて生み出したものは、マーケティングという行為に過ぎません。”

Francesco Binfaré

Edraと長く深く共に道を歩んできたフランチェスコ・ビンファレはインターラクチャルな芸術家、デザイナーです。ミラノで生まれ育ち、父から絵画とデザインを学びました。1960年からインダストリアル・デザインの分野で、技術研究開発、クリエィティブ・ディレクションの長として建築家やデザイナーと共にイタリアのデザイン史上の傑作とされるプロダクツを創出してきました。エドラとの出会いは1992年。当時クリエーティブ・ディレクター、マッシモ・モロッツィの紹介によります。この出逢いにより、彼の技術力と表現力の素晴らしい力で、ソファーをはじめとする、Edraの新しいシーズンが始まりました。

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“Edraとなら、かたちを超越する詩的な物語を内包させたプロダクトを生み出すことができます。”

Jacopo Foggini

ヤコポ・フォッジーニはアートとデザインを行き来きする探索者です。トリノで生まれ、ミラノで育ち、一族が経営する企業で働くうちに、自動車のヘッドライトやリフレクターに使用されるポリカーボネイトやメタクリル樹脂の素材としての可能性に気づきます。これらの形状や色彩に魅了され、90年代後半からアート作品を制作し始め、自らギャラリーをオープンし、自身の芸術活動に関する本を出版。光り輝く作品は、美術館のパーマネント・コレクションや公共施設に収蔵され利用されています。

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“花咲か爺のように、寂しく暗い空間が私の花たちでパッと明るく幸せなものに変えられればと願っています。”

Masanori Umeda

梅田正徳は、最もプロダクト・デザイン寄りでありながら強烈に詩的な創作者です。神奈川県に生まれ、1966年にミラノに渡りカスティリオーニ兄弟のもとで働きながら、第一回ブラウンデザイン大賞を受賞。エットレ・ソットサスを長とするオリベッティ社のデザイン室に所属、後にラディカルなデザイン集団メンフィスに参加し、1980に東京でウメダデザインスタジオを創立。1990年、Edraより、少数アイテムのコレクションでありながらも極めてシンボル製の高い、エレガントで思慮深い日本的精神を表現するプロダクツを発表しています。

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